京都 フォトジェニックなSNS映え、インスタ映えの定番・穴場スポット紹介
せっかくの京都旅行。写真撮影やインスタ撮影、TikTokなどのショート動画撮影など思い出に残る一枚を撮影し、京都旅行を満喫したいもの。そんな写真映え、SNS映え、インスタ映え、フォトジェニックな場所をお探しの方に向けて、おすすめの映えスポットを一覧にいたしました。
ひとり旅、女子旅、カップル旅、新婚旅行、親子旅行など京都旅に花を添える映える京都のスポットを定番から穴場はもちろん最新スポットまで写真を交えてご紹介いたします。そのほか地図や最寄りの観光地なども解説いたしますので、ぜひ京都旅行計画の中に加えて見てください。
超有名どころはあえて外します。
清水寺や八坂の塔、嵐山の竹の古径、金閣寺、嵐山 渡月橋、伏見稲荷、瑠璃光院などの超有名所はもはや説明不要の映えスポットかと思いますので、今回は省きます。
その他の神社仏閣から商業施設まで様々なスポットを紹介いたします。
目次
【京都市の東(祇園四条~清水寺 付近)】
■金剛寺 (八坂庚申堂)
カラフルな「くくり猿」がSNSで話題。着物映えするお寺
■建仁寺塔頭 西来院
伝統と現代が入り混じるアート&カフェでくつろげる新しい形の寺院
■in the Moon
GalaxyのCMにも起用された、京都の繁華街や鴨川を見下ろす絶景ルーフトップバー
■京都高島屋S.C. T8(マリオのオブジェ)
京都から生まれた世界的企業 任天堂の顔 マリオの巨大なオブジェがお迎えする新ショッピングセンター
【京都市の東(出町柳~平安神宮 付近)】
■南禅寺 水路閣
レンガ造りの建築物と紅葉のコントラクトが美しい、レトロチックなスポット
■京都市京セラ美術館
2020年春にリニューアルオープン。クラシカルとモダンが融合する建築が美しい大型美術館。
【京都市の北(北山~北大路 付近)】
■京都府立植物園
京都市民の憩いの場所は桜や紅葉の穴場。温室など見どころも多い。
■京都府立 陶板名画の庭
世界の名画の数々が陶板画に。建築家 安藤忠雄氏設計の絵画庭園。
■尊陽院
アサギマダラ蝶の天井画が美しい、近年改修された京都の新映えスポット
■北野天満宮
学問・合格祈願の名所は近年おしゃれスポットに。紅葉や花手水も楽しめる石畳の美しい北の名所。
京都市以外のエリア
■正寿院(宇治エリア)
ハートの形の猪目窓と天井画の美しい可愛らしいアートに囲まれたお寺
■楊谷寺(長岡京エリア)
美しい花手水で有名。あじさいと紅葉の名所でもあるSNSの人気スポット
京都市の東(祇園四条~清水寺 付近)
■金剛寺 (八坂庚申堂)
カラフルな「くくり猿」でSNSで話題。着物映えする金剛寺 (通称 八坂庚申堂)
読み方は(やさかこうしんどう)。八坂庚申堂は病気平癒・災難除け・縁結びをはじめとして、いろいろなお願い事を庚申さんに祈念する諸願成就の御祈祷所として信仰を集めて、古くから京都で愛されて来ました。
願い事を書き印し、本尊の青面金剛の使いである猿に託せば願い事を届けれくれるという「くくり猿」が特に有名。色は一個につき赤・青・黄色からお選びいただけるほか、五個が連なったものもお選びいただけます。境内には「見ざる・言わざる・聞かざる」の猿の像など、至る所で使いである猿の像を見る事ができます。
この他、こんにゃくに様々な病気や願い事を封じ込める、開基・浄蔵貴所由以来の秘法など独特な祈祷法なども有名です。
カラフルな「くくり猿」が有名で着物映えするスポットとして大人気なため、可能であれば拝観開始時間である9時00分からの拝観がおすすめです。
金剛寺 (八坂庚申堂):基本情報
拝観料金:拝観は無料。くくり猿の祈願 一個につき500円~
拝観時間:通年開閉時間 9時00分~17時00分
公式HP :yasakakousinndou.sakura.ne.jp/index.htm
【最寄り有名観光地】
清水寺 / 高台寺 / 二年坂・三年坂 / 建仁寺 など
【アクセス】
■建仁寺塔頭 西来院
伝統と現代が入り混じるアート&カフェでくつろげる新しい形の寺院
繁華街である河原街や祇園四条から花見小路を抜けた先にある京都を代表する寺「建仁寺」。その敷地内に位置する塔頭・西来院(せいらいいん)が約750年の時を超えてリニューアルいたしました。これを記念し、 西来院が2024年12月頃まで特別公開を実施中。本堂改修工を機に国内外の様々なアーティストたちが集結し、その美術を境内の歴史とともに楽しめるようになりました。
来場者は境内の3つの日本庭園で自由にくつろぐことができるほか、芸術家たちの様々なアート作品をギャラリーのように楽しめます。中でも本堂の天井全面に描かれたひと際目立つ、力強いタッチで描かれた巨大な天井画「白龍頭」は必見です。
さらに西来院の院内限定で人気コーヒー店ブルーボトルコーヒーのコーヒートラックが出店。美しい作品の数々や庭園を観覧しながらコーヒーをゆっくりとお楽しみいただけます。ロッキングチェアや縁側などくつろぎスペースが様々にあるのもうれしいポイント。
他の厳かな神社仏閣とは異なり、伝統文化をカジュアルに楽しめるアートギャラリー兼カフェといった雰囲気で気軽に訪れる事のできる京都新観光スポット。建仁寺に訪れた際はもちろん、八坂神社や清水寺、二年坂・三年坂といった東山界隈観光の休憩に、デートにもお勧めです。
西来院 基本情報
拝観期間:2024年3月23日(土)~12月31日(火)※予定
拝観時間:10:00〜17:00 ※法務により変更の可能性有
拝観料金:500円
※ブルーボトルコーヒー コーヒートラックで購入したドリンク持ち込みで拝観料は100円OFF(コーヒートラック出店期間のみ)
【最寄り有名観光地】
清水寺 / 高台寺 / 二年坂・三年坂 / 建仁寺 など
↓下記ページにてより詳しい見どころを解説しているので、ぜひご覧ください。
■in the Moon
GalaxyのCMにも起用された、京都の繁華街や鴨川を見下ろす絶景ルーフトップバー
最近京都で増えつつあるオシャレなルーフトップバーの先駆け的な存在であり、Google搭載スマートフォンGalaxyの2022年CM 京都編で起用された絶景ルーフトップバー。京都の祇園四条・四条河原町と鴨川を9階建てのビル屋上から見下ろす夕焼けや夜景は圧巻です。
店内はルーフトップならではの吹き込む風とDJスペースから流れるEDM系ミュージックが心地よく、ドリンクも1000円からなどホテル系のルーフトップよりもかなり手頃な値段設定。入店料金やチャージ台もなしなのでいつまでもいたくなる空間です。祇園四条駅から徒歩1分というアクセスに便利な好立地ですので、京都にお立ち寄りの際はぜひ、訪問してみてください。基本的には夏期間のOPENですが、冬も期間限定でOPENすることも。公式HPやInstagramでOPEN情報を発信されているので、ご確認ください。
in the Moon:基本情報
時間:夏季など期間限定(OPEN時期は公式HP/ Instagramにて確認) 17時00分~ 時00分
公式HP :in the Soup.
公式Instagram:https://www.instagram.com/inthesoup._kyoto/
【最寄り有名観光地】
八坂神社 / 錦市場 / 建仁寺 など
【アクセス】
住 所:〒605-0075 京都府京都市東山区中之町200 カモガワビル 9F
最寄り駅:京阪電車 祇園四条駅より徒歩約2分 / 阪急河原町駅より徒歩約5分
京都高島屋S.C. T8(マリオのオブジェ)
京都から生まれた世界的企業 任天堂の顔 マリオの巨大なオブジェがお迎えする新ショッピングセンター
京都高島屋S.C.とは長年京都に位置する京都高島屋の横に、新館として2023年9月に建てられたショッピングセンター。任天堂ストア、蔦屋書店、まんだらけ、その他ファッション、コスメが揃い、アート&カルチャーの発信地として若者や外国人旅行者などでも気軽に使用できる京都の新スポットです。中でもマリオのオブジェが出迎える入口と、マリオの世界観を表現した屋上は早くも撮影スポットとして人気に。
京都は今や世界的企業となった任天堂の発祥の地。神社仏閣や旧跡だけでない京都のポップな魅力を感じる場所としてお勧めです。
京都高島屋S.C. T8:基本情報
時間:10時00分~20時00分
公式HP :京都タカシマヤ|トップページ
【最寄り有名観光地】
八坂神社 / 錦市場 / 建仁寺 など
【アクセス】
住 所:〒600-8520 京都市下京区四条通河原町西入真町52
最寄り駅:
【阪急電車】阪急京都線京都河原町駅下車、地下にて直結
【京阪電車】京阪祇園四条駅下車 徒歩5分
【バス】 京都駅「A2」乗り場から、市バス(4) (5) (7) (205)系統利用 (約15分)
四条河原町バス停で下車
※(205)系統は「四条河原町・北大路バスターミナル行き」をご利用ください。
京都市の東(出町柳~平安神宮 付近)
■南禅寺 水路閣
レンガ造りの建築物と紅葉のコントラクトが美しい、レトロチックなスポット
地下鉄東西線蹴上駅から徒歩約5分の南禅寺敷地内にある水路閣。全長93.2m、高さ最大13mのレンガ造りのアーチ橋で、1291年(正応4年)に建立された南禅寺の景観に配慮され、田邉朔郎氏が設計・デザインを行いました。和と洋、過去と現代のエッセンスが見事に調和するレトロチックな美しさのあるスポットとして人気です。
1888年(明治21年)に完成したこの建造物は、滋賀県の琵琶湖から京都市内へと続く琵琶湖疏水の分線としての役割を担っていて、今も水が流れる様を拝見できます。
水路閣の見学は無料かつ時間も自由。紅葉の時期は着物映え、紅葉映えするスポットとして大人気となるスポットですが、朝や夜などは比較的空いていますので、お勧めです。
蹴上インクライン・ねじりまんぼも見逃せません
蹴上駅付近の滑車の残る蹴上インクラインは桜の名所として、インクライン下のねじりまんぼという名のトンネルは異世界へ誘うかのような雰囲気を味わえるとして人気です。
南禅寺・水路閣:基本情報
時間:
水路閣は24時間利用可能。
南禅寺は
12月1日~2月28日:午前8時40分~午後4時30分
3月1日~11月30日: 午前8時40分~午後5時
公式HP :臨済宗大本山 南禅寺 公式サイト :: 南禅寺
【最寄り有名観光地】
平安神宮 / 永観堂 / 金戒光明寺 / 京都市京セラ美術館 など
【アクセス】
住 所:〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町
最寄り駅:地下鉄東西線 蹴上駅より徒歩約10分
■京都市京セラ美術館
2020年春にリニューアルオープン。
クラシカルとモダンが融合する建築が美しい大型美術館。
京都市京セラ美術館本館は、現存する日本の公立美術館の中でもっとも古い建築で創建は1933年。いわゆる帝冠様式を代表する建築で、以来、第二次世界大戦をまたいで80年余り、京都市民をはじめ多くの人の記憶に深く刻み込まれてきました。
改修については本館の建築的魅力を保存しながら新たな機能・魅力を付加したことが評価され、2020年9月 第8回京都建築賞「最優秀賞」、2020年10月 グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」にも選出されており、館内の中は展覧会が行われる部分(有料エリア)以外は来場者が自由に行き来できるよう無料で開放されています。
回遊と交流を生み出すスロープ状の広場を始め、京都の名所・名跡の数々の庭園を手掛けた七代目小川治兵衛が作庭に関わったとされる日本庭園、木目のらせん階段が美しい中央ホール、新設されたガラス張りのフロア「ガラス・リボン」など、大理石で造られた踊り場など、和と洋・クラシカルとモダンが融合するフォトジェニックな空間が広がっています。また、夜間は常時ライトアップされているなど、夜散歩にもお勧めです。
京都市京セラ美術館:基本情報
時間:10:00~18:00
※最終入場時間は展覧会により異なります
※休館日 月曜日 *祝・休日の場合は開館/年末年始(12月28日〜1月2日)
公式HP :京都市京セラ美術館 | 京都市京セラ美術館 公式ウェブサイト
【最寄り有名観光地】
平安神宮 / 南禅寺 / 永観堂 など
【アクセス】
住 所:〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町 124
最寄り駅:
・地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分
・京阪「三条駅」・地下鉄東西線「三条京阪駅」より徒歩約16分
※滋賀方面からお越しの方は、京阪・JR・地下鉄東西線「山科駅」から地下鉄東西線「東山駅」へのお越しが便利です。
京都市の北(北山~北大路 付近)
■京都府立植物園
京都市民の憩いの場所は桜や紅葉の穴場。温室など見どころも多い。
京都市の北、北山に位置し、日本最古の公立植物園として1924(大正13年)に開園。本年開園100周年を迎えた京都府立植物園は、世界的観光都市である京都市の中心に位置する国内有数の植物園として、12,000種類、約12万本の植物を栽培。京都市民の憩いの場所として長く愛されている場所です。
園内の南半分には、正門付近の1年草を中心とした四季の草花が鑑賞できる正門花壇と観覧温室及びバラを中心とした造形花壇、噴水や滝のある沈床花壇よりなる洋風庭園などの人工的な造形美で構成されています。中でも、観覧温室は、キソウテンガイやバオバブなど世界の熱帯植物が身近に観賞でき、規模、植栽植物の種類ともに日本最大級の温室となっています。
また、木々の中に設置されたベンチや芝生エリアも素敵です。そして実は桜や紅葉も楽しめる場所で、観光客は少なく地元の方が中心に観覧されに来るため行楽シーズンの混雑回避としてもお勧めです。
京都府立植物園 基本情報
開園時間:9時00分~17時00分(入園は16時00分まで)
※観覧温室開室時間10時00分~16時00分(入室は15時30分まで)
料 金:入園料200円 ※観覧温室 別途200円
HP :京都府立植物園総合案内/京都府ホームページ
【最寄り有名観光地】
上賀茂神社 / 下賀茂神社 / 晴明神社 / 大徳寺 など
【アクセス・行き方】
住所:〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町
最寄り駅:
京都市営地下鉄烏丸線で
・「北山駅」下車3番出口すぐ 北門から入場
又は
・「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分 正門から入場
■京都府立 陶板名画の庭
世界の名画の数々が陶板画に。建築家 安藤忠雄氏設計の絵画庭園。
京都府立植物園の北門横に位置する陶板名画の庭。
ここでは、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、モネの「睡蓮」など海外の美術館でしたお目にかかれない名画や鳥獣戯画など日本の芸術品といった全8作が陶板画として再現されており、美術館のように楽しめます。特にミケランジェロの「最後の審判」は1430cm×1309cm のほぼ原寸大の巨大さを誇り圧巻です。
鉄筋コンクリートに囲まれた近代建築の園内は日本を代表する建築家 安藤忠雄氏の設計。通路の至る所もSNS映えにお勧めです。
そして驚きはなんといっても入場料100円という破格の安さ。15分程で回れる小規模な広さではありますが、満足度の高い施設。人も少なく各名所の観光のついでに訪れるなどにも最適です。
<観覧できる作品>
・モネ作「睡蓮・朝」
・鳥羽僧正作「鳥獣人物戯画」
・ミケランジェロ作「最後の審判」
・レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」
・張澤端作「清明上河図」
・スーラ作「ラ・グランド・ジャット島の日曜日の午後」
・ルノアール作「テラスにて」
・ゴッホ作「糸杉と星の道」
開園時間 :9:00~17:00 ※入園は16:30まで
休園日 12月28日~1月4日
※施設メンテナンス等で休園する場合もあります。
入園料 一般 100円
共通券 一般 250円 高校生 200円
※共通券とは…植物園と陶板名画の庭の両方に入園できる券です。
HP:京都府立陶板名画の庭
アクセス・行き方
住所:〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)
最寄り駅:
地下鉄:京都市営地下鉄北山駅 下車 3番出口を出て東
バス :京都市営バス北山駅前 下車 西へ徒歩5分
<京都駅からお越しの方>
京都駅
↓ 市営地下鉄烏丸線「国際会館行」 約16分
北山駅
↓ 3番出口を出て東 徒歩約1分
■尊陽院
アサギマダラ蝶の天井画が美しい、近年改修された京都の新映えスポット
日蓮宗の本山である本法寺の中にある塔頭である「尊陽院」。京都の大きな道路が通る近くにありながら独特の静けさを漂わせた小さな寺院です。有名な観光地としては晴明神社のある地域ですが、長い間人が住んでいない古い空き寺であったということもあり、まだまだ知名度は低く2024年時点で京都観光を紹介するガイドブックでも取り上げているものは少ないというまさに穴場。
目玉はなんと言っても院内に描かれた青く美しいアサギマダラ蝶の天井画です。花などの描いた天井画は京都では正寿院や大覚寺、平岡八幡宮が有名ですが、蝶の天井画は全国でも珍しいと思います。平日であればほぼ貸し切り状態で存分に楽しむ事のできるまだ知られていないスポットであるのと、寺院自体は小さく玄関と合わせて3フロアしかないので短時間で観光を済ませられるので、京都の北側の観光の際にはぜひおすすめしたいスポットです。
尊陽院:基本情報
【拝観時間】:10:00~16:00
【拝観料金】:大人 300円
【最寄り有名観光地】
上賀茂神社 / 下賀茂神社 / 晴明神社 / 大徳寺 など
【アクセス】:
住所:〒602-0061京都府京都市上京区本法寺前町650-3
最寄り駅
電車・地下鉄:地下鉄烏丸線 『鞍馬口駅』 1番出口より 徒歩10分
バス停 :京都市バス 『堀川寺ノ内』より徒歩3分
■北野天満宮
学問・合格祈願の名所は近年おしゃれスポットに。
紅葉や花手水も楽しめる石畳の美しい北の名所。
北野天満宮は、菅原道真を御祭神として祀る神社。全国約1万2000社の天満宮・天神社と名の付く場所の総本社でもあります。国宝の本殿や紅葉など見どころが多く無料で訪れることができるのでぜひ、訪れてほしいスポットの一つです。
道路に面して建つひときわ目立つ石の鳥居「一の鳥居」、通路を進み石段を上がった先にある「楼門」、本殿前の中門で日・月・星の彫刻があるとされる事に由来した名前の付けられた重要文化財「三光門」、菅原道真を祀り桃山時代の美しい装飾の施された国宝でもある「本殿」など見どころの多い神社です。
また、境内西側には、天正19年(1591)に豊臣秀吉公が洛中洛外の境界に築いた土塁「御土居(おどい)」の一部が残り国の史跡に指定されています。御土居一帯は紅葉の名所として知られ、樹齢350年から400年の古木をはじめとする約350本のもみじが植えられており、谷間を流れる紙屋川の景色とともに風情ある光景を楽しむことができます。紅葉の見ごろの頃にはライトアップも行われます。
北野天満宮:基本情報
【拝観時間】:7時00分〜17時00分
【拝観料金】:境内は無料(もみじ庵は有料)
【HP】 :北野天満宮
【最寄り観光地】:金閣寺、二条城など
【アクセス・行き方】
市バス 北野白梅町駅より徒歩5分
京都市以外のエリア
■正寿院(宇治エリア)
ハートの形の猪目窓と天井画の美しい可愛らしいアートに囲まれたお寺
最近はSNSやガイドブックでも多くの方が目にしたことがあるのではないでしょうか。
日本建築にハートの形の窓とは何とも珍しい組み合わせですが、ハートの形とよく紹介されていますがこれは実はハートではなく、よく酷似した「猪目」という伝統模様。その歴史は1400年前から伝わるとの事で、昔から災難除けのご利益として灯篭や柱にある釘隠し、窓や屋根にある懸魚(主に神社仏閣の屋根に取り付けられた妻飾り)としてたくさん使われてきました。
窓から除く景色は春・夏・秋・冬によって様変わりし、美しい京都の風景をまるで絵画のように映し出します。
また、天井一面に描かれた160枚にも及ぶ天井画の数々は圧巻です。この天井画は「花と日本を感じる」をテーマに描かれています。この他、正寿院は別名で風鈴寺とも呼ばれており、夏には境内に無数の風鈴が飾られ涼しい音色が境内を包むなど、アートな見どころの多い可愛らしく、春・夏・秋・冬と季節を問わない映えスポットなお寺です。
正寿院 基本情報・拝観時間
【拝観時間】9時~16時30分※最終受付は閉門15分前まで
【住 所】〒610-0211 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
【拝観料】通常600円 / 風鈴まつり期間中 拝観料800円(菓子付き) ※車・バイクで来館の際は別途、駐車場協力金200円
【最寄り観光地】
平等院鳳凰堂 / 宇治上神社 / 宇治神社 / 三室戸寺 / 宇治市源氏物語ミュージアム など
↓下記ページにて見どころやアクセスを解説しているので、ぜひご覧ください。
■柳谷観音 楊谷寺(長岡京エリア)
美しい花手水で有名。あじさいと紅葉の名所でもあるSNSの人気スポット
京都の中でも西の山奥にある楊谷寺。アクセスは大変ですが、その苦労を費やしても損しないほど他の神社仏閣では中々見られないような演出の多いお寺です。
中でも「花手水」が有名で、季節ごとに様々な花や食物を使用した独特で美しい花手水が広い境内の中にいくつも点在しています。
特に6月の時期は「あじさい寺」として有名で、境内のいたるところでアジサイが咲き誇る様子や、アジサイを使用した花手水、企業とコラボした「スカイアンブレラ」など美しい空間が広がります。中でも鳥居の階段下にならんだアジサイの鉢がならぶアジサイ階段はフォトジェニックなスポットとして大人気。
また、11月の秋には紅葉が咲き誇り、書院の二階から望む窓枠の中に切り取られたような紅葉の姿は部屋の設えと相まって、非常に美しい空間を楽しむことができます。
柳谷観音 楊谷寺
【拝観時間】: 9時~17時(最終受付時間:16時30分)
【拝観料金】
通常期:500円 ウイーク開催時:700円
※高校生以下は無料です。
年間入山券(ウイーク期間含む):3500円(随時受付)
【アクセス・行き方】
住所:〒617-0855 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
<お車でお越しの方>
長岡京インターチェンジ(京都縦貫自動車道)を降り、そのまま真っ直ぐ山の中に入ってください。車で10分程度で到着します。
駐車場のご案内
ウィーク期間中(6月中・11月)の駐車場は、土日は10時前には山門前が満車となります。 手前の第2駐車場か、お寺を通り過ぎて左手にある第1、その先にある第3・第4駐車場を利用。
●山門前駐車場
32台(最初の60分500円、以降60分毎200円)
●第1駐車場
22台(最初の60分500円、以降60分毎200円)
●第2駐車場
約30台(ウイーク期間中は500円)
大阪方面からのバスはこちら ※一部 中型大型バス駐車場
●第3駐車場
約15台(ウイーク期間中は500円)
長岡京方面からのバスはこちら ※一部 中型大型バス駐車場
<バスでお越しの方>
阪急「長岡天神駅」・阪急「西山天王山駅」・JR「長岡京駅」の3駅がご利用になれます。 毎月縁日(17日)は、当山のシャトルバスが「阪急西山天王山駅」、「JR長岡京駅」の2カ所から発着しております。 また、「京阪淀駅」から「西山天王山駅」行きのバスも出ております。(およそ10分)
<シャトルバス>
毎月縁日(17日)は、当山のシャトルバスが「阪急西山天王山駅」東口、「JR長岡京駅」西口の2カ所から発着しております。
※運賃は、志納金として片道300円いただいております。(6/17より500円に変更となります。ご了承ください。)